2018年06月11日

ビンディングシューズ

延延と続く真夏の舗装路を逃水を追いかけながら。そして、いつ行き着けるのか、エンドレスのつづら織の坂道をひたすらペダルをこぎ続けて進むサイクリング。

学生時代の自転車旅行が忘れられず、ふたたび自転車にはまって3年経過。その間に、いろいろ縁もあって、わが自家用自転車は現在3台。

というわけで、新しくロードバイクをしつらえたのを機に、SPDという方式のビンディングペダルを導入。これにはセットで専用のビンディングシューズが必要となる。『ビンディング』とは『結び付ける』という意味。『バインダー』という書類を束ねるための文具があるけれど、本来『バインディング』と発音するのが正解。この靴の底には金具が取り付けてあり、それとペダルの金具をカチッと固定し、ペダルへの力を効率的に伝えようというもの。

こうすると、上り坂や急加速などで力を必要とするとき、ペダルを踏み込むと同時に反対側の足で引き上げることができるという利点がうまれる。ペダルとシューズは、踏込んで固定、足首をひねればワンタッチでそれが外れる仕組みになっている。

とはいえ、走行する自転車を停めようとするとき、手際よく固定を外さないと足が地に着かず『立ちコケ』というまずい結果となってしまう。

この事態を事情を知らない方が傍観すると「あの人何やってんの」と不思議に思うほど無様です。ぼくは、もうこれを二回もやってしまいました(ハズカシー)。自転車歴の長い方々に聞くと、みな様経験済み。哀れ、土手の下に転落したという方も。

でもまあ、どなたも致命的な怪我を負ったという方もいない(いればもう自転車は乗っていない?)様子。
とにかく慣れるまでの辛抱とは思うのだけれど、はっきり言って、このような装備は素人のサイクリングにはあまり必要ともいえないのではないかしら。

もうひとつ、サイクリストを自称するほとんどの人は、そのいでたちを上下の『ジャージ』と称するピチピチの装束で身を固めている。速やかに汗を吸収し、発散させることで体温の上昇を防ぎ、テーピング効果により、身体の動きをスムーズにするという効果があるそう。

どうでもいいのだけれど、その窮屈感と露出感、みなと一緒というのに抵抗もあり、ジャージ化は上半身に止めてます。
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 今の夢。自転車で○○一周か。
タグ:自転車
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2017年09月14日

愛猫『まるこ』、その後

『まるこ、その後』
7月下旬、心臓発作で九死に一生を得た17歳まるこオス。その後、どうやら失明してしまったようです。

発作が原因なのか、網膜に血液が通わなくなったりすると、そのようになってしまうことがあるそうです。
老齢に追い討ちの失明という憂き目に、まるこ、しばらくショックだったようで二日ほど動けず、食欲もストップしてしまったほど。それでもなんとか立ち直り、動き回るようになりましたが、大きな段差では、跳び降りることができません。腰掛などに手探りで飛び乗るまではいいけれど、いざ降りる段になると高さが計れず、そのままとなってしまいます。最終的には、ぼくらが居る時以外は乗らなくなりました。

ぼくらのベッドへの乗り降りができないと困るので、丈夫な板でスロープを作ってやりました。何度か練習の末、今ではそれを利用できるようになり、夜中でもひとりでトイレに行けます。大方の方向感覚もあるため、お掃除ロボ『ルンバ』に似た動作をしつつ、トイレ、水のみ、食器、ベッド、ちゃんと自立した日常生活を再開しています。
同居の後輩兄妹猫二匹のたしなみのためか、なめてやったりの親心も復活。
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そんなこんなで、人生末期の盲目という試練もみごと克服の愛猫まるこです。ひたむきに「生きよう」とする姿にいじらしさと執念というか力強さを感じます。ぼくらも、見習わなければいけませんね。
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2017年08月03日

老猫まるこ生還す

 あれは道長がここ、豊川市に作業所を移転して5年目の2000年の初夏のこと。初代愛犬きくの散歩の途中、できれば聞かなかったことにしてしまいたい「ピー、ピー」という鳴声に耳を澄ませてしまい、図らずしもやむを得ず、二匹の子猫(♂と♀)を拾ってしまったのだった。

 当時、ぼくらはここ、旧音羽町には作業所だけで家はなく、岡崎からの通いだった。かといって、岡崎の実家には、すでに親子猫が二匹住んでいたため、二匹の子猫の嫁ぎ先を探さなければならない羽目になる。結局「しばし」の約束で、次女(ぼくの)の家での厄介住まいを押し付けてしまった。約束とは破られるためにある、の格言どおり、以来、音羽に移住を果たす2006年まで、長々次女の家で居候となるのだった。

 やっとのことで、音羽に新作業所の新築、移住を果たしたその年、とうとう二匹を引き取ることに。だがしかし、音羽に引越ししてきた二匹の兄妹は相性があまりよくないことが判明。体重8キロ超のまるこに遊ばれ、どうやら彼女、生活に疲れてしまう様子。結局、彼女はふたたび、岡崎の次女の家に出戻っていった。

 だがその後、さらに三匹の猫が相次いで参入することになるのだけれど、ここでは話が長くなるのでいきさつは割愛(関連記事は『道長だより』507578591593などをごらんください)。

 そして年月が経過し、この春、まるこの妹?ウォルミーが17歳を前に死去。まるこも最近老け込み、白髪も増え、やせ衰え、体重も5キロを軽く切るほどの老い振り。  で、まるこ、つい先日、倒れてしまったのだった。苦しそうによだれをたらし、瀕死の様相で息も絶え絶え。しばらくして発作が治まっても立つことができず、口元に水を持っていっても飲まず。このままでは駄目と覚悟を決めたぼくら、かかりつけの獣医さんに連れてゆく。診断は不整脈からくる急性心不全とのこと。そういえば、過去、何度か似た症状がありました(今回は重かった)。回復を祈り、点滴をしてもらい、回復期用の高たんぱく食の缶詰を1個いただいて帰宅。

 おそらく、まるこにとっては人生、最も長い時間をすごしたことだろう。それでも、しばらくすると水を飲むようになり、とうとう獣医さんの缶詰を口にしたのだった。「すごい!」。その生きようとするけなげな姿、気力には心が動いてしまう。一体、何がまるこをいまわの際(きわ)から引き戻したのかしら。ぼくらと二匹の子分の、いましばらくの生活、ひとときを望んだのかもしれない。
 もう、発作から1週間以上経過。足腰がヨボヨボなのは変わりないけれど、すこしだけ体重を増やしてきている。何とか寿命を延ばしたよう。

 健康がもどってきたかと思ったら、今度はまた、寝床に来てはちょっかいを出してきたり(爪が痛い)、腹の上に寝そべりにくる。そんないたずらには少々辟易気味だけど、少しなら許してあげよう。

 心臓に爆弾をかかえながらの、これからしばらくの余生だろうけれど、ぼくらと二匹の子分たちとの貴重な時間を楽しく過ごさせてやろうと思う。

 かかりつけの柴田動物病院さん、ほんとうにありがとうございました。
老猫まるこ生還す
白髪も増え、老衰を隠せません(右)
posted by michinagasama at 10:37| Comment(0) | 道長だより